研究室について

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ごあいさつ

研究室主任あいさつ
九州大学大学院医学研究院
病態機能内科学
糖尿病研究室 主任 中村 宇大

糖尿病研究室の歴史

病態機能内科学(第二内科)での糖尿病とのかかわりは古く、第3代教授の楠五郎雄先生は糖尿病が専門で、1957年に糖尿病の教科書を出版されています。現在の糖尿病研究室は楠教授時代に設立され、初代の研究室主任は平田幸正先生(昭和23年九州大学卒、東京女子医大糖尿病センター名誉所長)でした。平田先生は、あの『インスリン自己免疫症候群(平田病)』の発見者です。設立以来50年以上が過ぎ、在籍している研究室員はすでに100名を超えています。
九州大学病院の診療科再編成により、大学病院での第二内科の標榜は「消化管内科」と「腎・高血圧・脳血管内科」となっていますが、当研究室からは福岡県内を中心に多くの関連施設に糖尿病専門医を派遣しています。また、糖尿病専門医を取得後に開業している者も数多く輩出しています。

糖尿病研究室の活動

大学での研究は教員1名、大学院生・研究生4名、医員1名です。研究面では、平成20年度から開始している福岡県糖尿病患者データベース研究(FDR)を、九州歯科大学、福岡歯科大学と共同で継続しています。平成25年には このFDRから得られた2つの新知見が相次いで欧米の一流誌に掲載されました。これからも新たな発見を世の中に出していく予定です。

  • 1.Toshiaki Ohkuma, Hiroki Fujii, Masanori Iwase, Yohei Kikuchi, Shinako Ogata, Yasuhiro Idewaki, Hitoshi Ide, Yasufumi Doi, Yoichiro Hirakawa, Naoko Mukai, Toshiharu Ninomiya, Kazuhiro Uchida, Udai Nakamura, Satoshi Sasaki, Yutaka Kiyohara, Takanari Kitazono. Impact of eating rate on obesity and cardiovascular risk factors according to glucose tolerance status: the Fukuoka Diabetes Registry and the Hisayama Study. Diabetologia 56, 70-77 (2013)
  • 2.Toshiaki Ohkuma, Hiroki Fujii, Masanori Iwase, Yohei Kikuchi, Shinako Ogata, Yasuhiro Idewaki, Hitoshi Ide, Yasufumi Doi, Yoichiro Hirakawa, Udai Nakamura, Takanari Kitazono. Impact of Sleep Duration on Obesity and the Glycemic Level in Patients With Type 2 Diabetes Mellitus: The Fukuoka Diabetes Registry. Diabetes Care 36, 611-617 (2012)

臨床面では、糖尿病の外来診療に加えて、大学病院に入院している糖尿病患者さんの血糖管理を行っています。当研究室は平田先生の教えを受けて、糖尿病患者教育に力を入れて診療している関連施設が多くあります。患者会の活動も盛んに行われていますが、平成25年より公益社団法人に移行した日本糖尿病協会の福岡県支部の窓口は、設立以来いまも当研究室がその役割を担っています。今後も国民の健康の増進に寄与する研究室であり続けることを願っています。

女性医師が末永く活躍できる研究室をめざして

当研究室は女性医師が多いのも特徴です。過去10年間には入研者の実に6割は女性です。患者教育や指導という分野は女性医師が存分に実力を発揮できる場であり、また結婚、出産、育児といったライフステージの中でも糖尿病専門医として末永く診療を継続できます。当研究室からは糖尿病専門医として開業されて、活躍されている女性医師も多くいます。研修医終了後に糖尿病以外の分野にすすんだものの、あまりの忙しさに続けられなかったという方で、今後糖尿病専門医も取得してみたいという方は一度当研究室にご相談下さい。

女性医師の声

開業医のご紹介

これからの糖尿病専門医

いま糖尿病患者は世界中で急増しています。我が国では890万人以上ともいわれる糖尿病患者数に対し、糖尿病専門医の数はいまだ4577名(平成25年4月現在)と少なく、糖尿病専門医のニーズはこれからも益々高まっていくでしょう。近年、糖尿病の新薬が相次いで発売される中、最も大事なことは“単に血糖値やHbA1cを下げる”ことではなく、糖尿病患者さんにとって“より良い人生を歩んでいただく”治療方法をみつけること。 当研究室は歴代の研究室員の努力により長い歴史と実績を誇っており、多くの方が二内科に入局されることを願っています。

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スタッフ
医学生・研修医の方へ
豊富な症例と優秀な指導医により応援・育成致します。
  • 九州大学病院第二内科
  • 福岡県糖尿病患者データベース研究
ブルーサークル
ブルーサークル
ブルーサークルは、国際連合(UN)が決議し国際糖尿病連合(IDF )が推進する「糖尿病との戦いのために団結せよ(Unite for Diabetes)」キャンペーンのシンボルマークです。